塩貝健人選手に向けたクーニャ選手の5本指ポーズが話題になっています。
試合前の発言がブラジル側にも届いていたようで、試合後の反応まで注目を集めました。
今回は、クーニャ選手の行動やガブリエウ・マガリャンイス選手の耳打ち、ブラジル側の反応について整理します。
塩貝健人にクーニャが5本指ポーズ?
試合後に注目されたのが、ブラジル代表FWマテウス・クーニャ選手の行動です。
日本はブラジル相手に先制しながらも、後半に追いつかれ、最後はアディショナルタイムに決勝点を許して1-2で敗れました。
惜しい試合だっただけに、日本代表の選手たちにはかなり悔しさが残る終わり方でした。
その試合後、クーニャ選手が塩貝健人選手に向けて、手で「5」を示すようなポーズを見せたと伝えられています。
この「5」は、ブラジルがワールドカップで5度優勝していることを示すものと見られています。
塩貝健人選手の試合前発言がブラジル国内でも話題になっていたため、クーニャ選手の行動はその発言への返答のように受け止められました。
田中碧を慰めた直後の行動だった
印象的だったのは、クーニャ選手が田中碧選手を慰めていた直後の場面だったことです。
田中碧選手を慰め、引き揚げようとしたクーニャ選手。
その直後、視線の先に塩貝健人選手が入りました。
そこで見せたのが、ブラジルのワールドカップ5度優勝を示すような5本指ポーズでした。
田中碧選手には寄り添う姿を見せながら、塩貝健人選手には強いリアクションを見せた。
この落差があったからこそ、クーニャ選手の行動がより印象的に映ったのだと思います。
ただ勝って喜んだというより、塩貝健人選手の発言がクーニャ選手の中でかなり引っかかっていたようにも見える場面でした。
塩貝健人の試合前発言とは?
今回の流れのきっかけになったのが、塩貝健人選手のブラジル戦前の発言です。
塩貝健人選手は、ブラジル代表の印象について「昔は強かった」という趣旨の発言をしたと伝えられています。
さらに、今の日本代表ならブラジルを圧倒できる力もあるという強気な言葉もありました。
また、ブラジル代表で対戦したい選手としてネイマール選手の名前を挙げ、ネイマール選手についても「昔のネイマール」というニュアンスの発言があったとされています。
ブラジルはサッカー王国です。
そのブラジルに対して、若い日本代表選手がかなり踏み込んだ言葉を口にした。
ここが、ブラジル側に強く届いたのでしょう。
煽りというより質問への回答
ただ、塩貝健人選手が自分からブラジルを煽りにいったというより、記者の質問に率直に答えた発言だったように見えます。
ブラジルの印象を聞かれた。
対戦したい選手を聞かれた。
その流れで出た言葉が、翻訳され、切り取られ、ブラジル側でかなり強いニュアンスになって広がった。
今回の発言は、そこが難しいところです。
日本代表として本気で勝ちにいく自信が出た一方で、相手がブラジルだったことで、言葉の重みが一気に大きくなりました。
ガブリエウの耳打ち場面も注目
試合後には、ガブリエウ・マガリャンイス選手の耳打ち場面も注目されています。
背番号3のガブリエウ・マガリャンイス選手が、塩貝健人選手に近づき、耳元で何かを話しているような場面がありました。
実際に何を話したのかまでは確認されていません。
ただ、クーニャ選手が5本指ポーズでブラジルの実績を示し、リスペクトという言葉を交えて反応していたことを考えると、ブラジル側では塩貝健人選手の発言がかなり強く受け止められていたのでしょう。
ガブリエウ・マガリャンイス選手の耳打ちも、その張り詰めた空気の中で起きた場面だったように見えます。
ブラジル側で発言が共有されていた可能性
ガブリエウ・マガリャンイス選手の耳打ち場面からは、ブラジル側で塩貝健人選手の発言が共有されていた可能性も感じます。
試合前からブラジル側では、塩貝健人選手の発言がかなり話題になっていました。
その流れがあったうえで、日本が先制。
ブラジルとしても、ただの一戦では終われない空気があったのでしょう。
最後に逆転勝利をつかみ、試合後にクーニャ選手やガブリエウ・マガリャンイス選手の場面が出たことで、試合前の発言と試合後の反応が一本につながったように見えます。
ブラジル側の反応はなぜ大きくなった?
ブラジル側の反応が大きくなったのは、やはりサッカー王国としてのプライドがあるからです。
ブラジルはワールドカップ最多優勝国です。
ペレさん、ロナウドさん、ロナウジーニョさん、ネイマール選手など、時代ごとに世界的スターを生んできました。
その国に対して「昔は強かった」と聞こえる言葉が出れば、反応が大きくなるのも無理はありません。
さらに、ネイマール選手に関する発言も重なりました。
ネイマール選手は、今もブラジルサッカーを象徴する存在です。
そこに対する言葉が軽く見られたように伝わったことで、ブラジル側の感情を刺激した部分はあったと思います。
マルキーニョスも反応していた
試合前の段階では、ブラジル代表DFマルキーニョス選手も塩貝健人選手の発言に反応していました。
少し傲慢さがあったという趣旨の受け止め方も伝えられています。
つまり、塩貝健人選手の言葉は、試合前からブラジル代表側にも届いていたということです。
そのうえでブラジルは逆転勝利。
クーニャ選手の5本指ポーズや、ガブリエウ・マガリャンイス選手の耳打ち場面まで含めて、ブラジル側がこの発言をかなり意識していたことが見えてきます。
クーニャの5本指ポーズはやりすぎだったのか
クーニャ選手の5本指ポーズについては、受け止め方が分かれます。
ブラジル側から見れば、自国の歴史と誇りを示した行動だったのでしょう。
塩貝健人選手の発言に対して、ワールドカップ5度優勝という実績を示した形です。
一方で、試合に勝った側が相手選手へ向けて見せたポーズだったため、挑発的に感じた人もいたはずです。
特に日本は終了間際の失点で敗れ、選手たちもかなり悔しい状況でした。
その直後の行動だっただけに、余計に強く映った面はあります。
それだけ発言が刺さっていた
ただ、クーニャ選手の反応を見ると、それだけ塩貝健人選手の発言がブラジル側に刺さっていたとも言えます。
本当に何も感じていなければ、あそこまで分かりやすいポーズはしなかったはずです。
田中碧選手には敬意を示し、塩貝健人選手には5本指ポーズを見せた。
同じ試合後のピッチ上で見せた二つの表情が、今回の場面をより印象的にしました。
ブラジルの選手たちも、日本を簡単な相手とは見ていなかった。
だからこそ、試合前の発言に対しても強く反応したのではないでしょうか。
塩貝健人は責められるべきなのか
塩貝健人選手を一方的に責める必要はないと思います。
たしかに言葉は強かったです。
ブラジル側が反応するのもわかります。
ただ、塩貝健人選手は記者の質問に答えただけで、自分から相手を挑発しにいったわけではありません。
今の日本代表なら戦える。
ブラジル相手でも下を向かない。
その自信が、かなりストレートな言葉になっただけではないでしょうか。
もちろん、国際大会では言葉の選び方も大事です。
翻訳や切り取りによって、本人の意図より強く伝わることもあります。
今回の一件は、塩貝健人選手にとっても大きな経験になったはずです。
まとめ
塩貝健人選手へのクーニャ選手の5本指ポーズや、ブラジル側の反応についてまとめました。
- クーニャ選手は試合後、塩貝健人選手に向けて5本指ポーズを見せたと伝えられている
- 5本指はブラジルのワールドカップ5度優勝を示す意味合いと見られている
- クーニャ選手は田中碧選手を慰めた直後に、塩貝健人選手へ強いリアクションを見せた
- ガブリエウ・マガリャンイス選手が塩貝健人選手に耳打ちするような場面も注目された
- ガブリエウ・マガリャンイス選手が実際に何を話したのかまでは確認されていない
- マルキーニョス選手も試合前に塩貝健人選手の発言へ反応していた
- 塩貝健人選手が自分から煽ったというより、記者の質問に率直に答えた発言だった
- ただ、その言葉はブラジル側にかなり強く届いていた
塩貝健人選手の発言は、試合前だけで終わりませんでした。
クーニャ選手の5本指ポーズや、ガブリエウ・マガリャンイス選手の耳打ち場面まで含めて、ブラジル側にもかなり意識されていたことがわかります。
日本はあと一歩でブラジルに届きませんでした。
それでも、若い日本代表選手の言葉がサッカー王国を動かしたという意味では、かなり印象に残る一戦だったのではないでしょうか。

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